3年B組金八先生 第9回「しゅうの母の秘密」を観る

前回ヤクザに暴行を受けたしゅうは、肉体的にも精神的にも傷が深く、学校に出て来ることができない。そんなしゅうを心配する3Bは、メッセージを寄せ書きをしたノートを金八に渡し、しゅうに届けてもらうことにする。しゅうの問題や民間校長招聘問題等を抱えつつ、3者面談の時期に突入。ノートを届けにいった金八は、そこでしゅうの母に会い、それとなくDVのことを探るが、うやむやにされてしまう。渡されたノートを見て元気付けられたしゅうが、学校に出てきて、久しぶりに3B全員が揃う。つかの間の平穏が訪れたかのように見えた第9話。



まず、しゅうが寄せ書きノートを見たシーンで熱くなり、そして、しゅうが伸太郎に「ありがとう。」と言い、伸太郎が堪えきれず涙したシーンで涙。どうも僕は「男が堪えきれずに泣く。」というシーンに弱いらしい。思えば、映画やドラマを観て涙するのは、ほとんどそんなシーンばかりだ。今回も、いろんな事情を差っ引けば、ただ怪我で学校を休んでる子が再び学校に出てくる、というだけのものだが、何故にこんなに泣けるのか!というぐらいに泣いた。 最近自分の涙腺がやけに緩くて困る。金八と新選組!(総集編が終わった後で感想を書きたい)で、毎週2回泣いている。



閑話休題。今回のメインは、額田王の短歌を題材に愛を説く授業。金八が伸太郎に言った「盗作じゃねえかよ!ちょっと変えただけじゃねえかよ!」は、そのセリフのシュートぶりから何からあまりにタイムリーすぎて如何ともし難い気分になったが、それ以外は、一見なんでもないほのぼの授業のようであった。が!! 以前、第五シリーズで、なんでもない授業のように見えた「死刑囚・島彰人さんの俳句を題材にした回」が後の重要な伏線だったりしたので、全く気が抜けない。今回金八が例に挙げた句(?)は、「お前死んだら俺泣くぞ。」だったが、それが今後の伏線だとしたら・・・と考えると、もうかなりどうしようもない気分になってくる。relaxのインタビューで福澤Dが「今まで最も悲しい金八になる。」と言っていたことも気になるしなぁ。まさかとは思うけども。



来週は小学生妊娠? タブーねえええええええええ!!