[]U-CDTVの後藤真希密着



骨抜きになった。

と、見終わった直後に人生初の「5秒更新」をしてしまうほどに、この番組での後藤真希はヤバかった。当然のように僕のツラ構えも、半ば緊急事態の様相を呈したわけだが、下の「マシュー in ソニン」のそれとは明らかに種類の違うツラだったとここに宣言しておきたい。その時の私は、いわば、犯罪者予備軍というか、被・職質常習者というか、まさに人としてどうなんだ?的なツラ構えだった。一発で親を号泣させる(a.k.a. 産んだことを後悔させる)ツラなのだった。



そんな由々しき事態に至ったのには理由がある。これは僕の謎の特性なのだが、所謂「現場」で実物を目の当たりにすると、ある種の満足感から、逆にモチベーションが下がるという状態になる(特に「握手会」とかいう悪魔の行事は、その傾向が顕著なので、今後2度と行かないと決めた)。別に嫌いになる訳じゃないが、「一回見たし、もういいや」という気分になる。理由もなくそれ以上の興味が無くなる。というわけで僕は、あのコンサートに行って以来、「セクシー女塾」は、元々観ていなかったが、ハロモニ。すらも観なくなったのだった。



そして、これはあえて書かなかったのだが、今度出る後藤の新曲が、自分にはあまりピンとこなかった。どこがどうアレなのかとか詳しく書く気は無いが、とにかく購買欲を刺激されるに至らなかった。そんな事象が重なり、僕の中の後藤不足は、まさに極まっていたのだった。



そこに今回のコレだ。『深夜』、『後藤真希』、『密着』という、なにやら過去に身に覚えのある御託が並んだ時点で既に分ってはいたのだが、「歴史は繰り返す」が如く、往々と衝撃映像100連発が繰り広げられていた。なにしろ、後藤真希はいちいち『絵になる』。渋谷を闊歩していようが、ハチ公バスに乗っていようが、肉に喰らい付いていようが、いちいち絵になるのだった。今、書いててふと思ったのだが、僕は頼まれもしないのに、こうしてネット上で自分の変態性を晒して何か意味があるのだろうか。多分、これはこの手のサイトをする上で『最も考えちゃいけないこと』なので忘れた振りして話を続けるが、その絵がハンディカムを通して、さながらマンツーマンで語りかけてくるのだ。深夜に、だ。一人ぼっちの部屋で、だ。後藤が、だ。そんな状況でテメェのツラの心配などできる人間など、この世に存在するわきゃねーんだよ!これがあと2回も放送するなんて、全くもってどうかしてるし、どうにかなる。俺が。