relax

何故かrelax誌の「fabgear」ってコーナー(何かを5個選んで紹介するところ)を書かせて頂く機会に恵まれたのでした。で、書く内容についてほぼ全く”縛り”がなかったので、その自由度が逆にヤベェ!最近relax的なアンテナ全然張ってねぇ!とんがった映画とかCDとか知らねぇ!どうしよう!などと、大いにテンパったりしたのだが、自分の中に脈々と流れる「我も人なり、彼も人なり」という金八イズム、及び「言いてぇこと言うのがHIPHOPだろ?」や「どこ相手にしてもリアルに言う!」でお馴染みのKダブ精神、更にユウキがその命と引き換えに世に残した遺産たる「何があろうともテメェの流儀は曲げねぇ!」という無言のMESS/AGEまでを総動員し、その結果生まれた大いなる開き直りで、relax誌面を覆うオシャレ空気にビビリつつ「ソニン関連のことだけ書く」、つまりは頼まれてもいないのに「ソニンの宣伝をする」というミッションを成功させましたぞ!どこ相手にしてもリアルに言った!俺!ユウキイズムは俺たちの心の中で生きつづけるのだ!!



と、そういったある種のやり切った感があったのだけど、出来上がったものを先ほど確認したら、同じコーナーで世界のヘイポーガキの使いの)が『自分の人となりで五個!』っていう漢気溢れるにも程のあるセレクトを実践しており、その上、使われていた画像がどれもとんでもないレベルの『いい顔』揃いで、僕は得体の知れない「酷く負けた気分」に苛まれたのだった。そして私は旅に出た。タバコを買って帰ってきた。近所のコンビニで。あと、これは自業自得でしかないのだが、自分が今回使った名義「ミム」の誌面を通じて醸し出される無国籍っぷり、ネーミングセンスゼロっぷりにも我ながら度肝を抜かれた。「カタカナ2文字」ってなんなんだよ一体。載ってるのは今月号です。