U-CDTV後藤真希密着第三回

後藤が今一番行きたい場所「サファリパーク」に連れて行ってもらい、サファリカーでパーク内を見学したり、ライオンにエサをあげたりという内容。そんないかにもアイドルもののクソバラエティー番組臭がぷんぷん漂う企画なのに、これがまた見所があり過ぎてあり過ぎて。書く前から「これの感想書くの超めんどくせぇなぁ。」と思ってしまい、番組を見てから2日間放置しまうほど見所があり過ぎて。なにせ、サファリパークの大自然を目の当たりにして、後藤が発した第一声からしてコレ↓



「緑緑緑緑緑緑。」



緑6回!!あたかもサンプラーかの如く、全く噛まず緑6回!!そのテクニック的な部分も大いに驚愕にあたいするが、更に驚くべきはその字面。見ての通り、文字に起こすと、これが『文化的な生活を営む人間の発言であること』を認識する方が難解なのだった。これは言葉としては、ミニマルすぎる。そして、立て続けに



「山だ。」



ここから我々が学ばなければならない事は、都会育ちの者がサファリパークに行くと、その圧倒的な自然を前に跪くことしか出来なくなるということでは一切なく、そんなことはどうでもよく、重要なのは『後藤真希は、視覚と言語中枢が直結している』という恐るべき実態に他ならない。喋る言葉は、全て『見たまま』だ。これが【名言】を大量生産する。後藤真希の発言が僕の中で唯一神的に別格なのは、この才能によるところが大きい。僕が知る限りだと、以前はもう一人全く同レベルの【名言】を生み出しまくってた逸材がいたのだが、残念なことに彼は既に芸能界を勇退してしまっているのだった。頼むから帰ってきてよユウキ!



閑話休題。その発言直後のシーンも特筆ものだった。園内を後藤真希が闊歩している映像だ。ただ、歩いているだけのほんの5秒ほどのシーンであるが、その後藤の歩き方がいきなりカワイイのが困る。などという寝言を真顔で書いてる自分に鬱だが、それはさて置き、後藤は必要以上に腕を大きく振って歩いていた。その様は、あたかも幸せの塊であり、それでいて、まるでバカな子供がふざけてバカな歩き方をしている時のような歩き方でもあり、否応無く僕を爆笑させた。なんだよ歩き方までカワイイって。困るよなぁ(汚い笑顔で)。



放送時間にして、たった1分の内容でこれだ。こうなると思った。だから書くのがめんどくさかった。このペースで思ったことを全部書くと、単純計算でこれの9倍の分量を書いてしまいそうだが、流石にそれは嫌だ。なので、あとは良かったところを箇条書きで。



「虎とライオンだったらどっちが強いんですか?」と、アイドルらしからぬ質問をぶつける後藤。

「生まれ変わったら、アタシ、チーターになりたい。」発言。

数頭のライオンが入れられてる檻に行き、エサを与える後藤真希。そこで後藤が着せられているのが、明らかにサイズのあっていない超ブカブカな作業服!!



箇条書きでも面倒くせぇ!!いや、それぐらいにいちいち見所だった。と強引に〆ます。ごめんなさい。この3部作、本当に最高でした。