ソニン コンサートツアー「華」SHIBUYA-AX

行ってきました。レポとかまず無理なので感想だけ書きます。



ソニンが、歌う!踊る!そこから見えるソニンの成長!語る!泣く!笑う!マイクスタンドをぶん投げる!ギターを掻き鳴らす!ギター1本で弾き語る!バック宙!ヘソ出し!黒ブラ!予告無しでバックダンサー20人ぐらいが一斉に出てくる!禁を解いてユウキへの思いを吐露する(感動)!!などなど、見所満載でとにかく情報量の多さがとんでもないことになっていた。



デビューから現在まで、約2年半。その2年半分のソニンが2時間弱に高圧縮されて突き出されていたのだから無理も無い話だ。しかしながら、こうしてただ羅列するだけだと、ある種の「ごった煮」感すら漂う要素の数々を内包したコンサートだったのに、それが「ソニン」を通してちゃんと一つのものとして成立していたというのが素晴らしかった。これは、構成やスタッフ云々ではなく、ひとえにソニンの力量。



そして、セットも何も無い殺風景でまっさらなステージだったけど、コンサート中にそんなことは全く気にならなかったのも、ソニンが身に付けた力量のなせる業だと思う。一人人生劇場ことソニンちゃんは、ステージ上ではソニンそのものが劇場だった。と、最上級の賛辞を送りたい。まったく!普段バラエティー番組で上玉のイイ顔を提供しているソニンと名乗る小娘がいますが、彼女は一体誰なんでしょうか。僕が昨日AXで見たソニンとは別人なんだと思います。まぁ、両方好きですけど。困ったことに。



■今回、僕が最も嬉しかったのは、やっぱり「ダンスをしながら歌うソニン」が観れたこと。”あれ”以来、全く観ることができなくなっていたその姿を観ることが出来たのは、それだけでこのコンサートを満足できるぐらい嬉しかった。



特に一番好きな曲「愛はもっとそうじゃなくて」が聴けたこと・観れたことが嬉しすぎて、はしゃぎすぎて、気がつくとムチ打ちっぽい症状に見舞われていて人知れずダークになったりしましたが、今となってはそれもいい思い出です。ついでに、開演前、カバンの中にチケット入れたままコインロッカーのカギを閉めてしまったことも、家に帰ったら「元カレ」の予約録画を思いっきり忘れてたことも、今となってはいい思い出です。それを補って余りあるものは、十分にコンサートから得ました。



ソニンは間違いなく最高のパフォーマンスを披露してくれていましたし、楽曲中に限定して言えば、2年半のソニンの活動の全てを感じられるような本当に素晴らしいコンサートでした。あとは、観客の心がけ次第で「最高のコンサートだ!」と胸を張って言えるものになりますな。



※お食事をご一緒させて頂いた方々、どうもありがとうございました。おかげで楽しい時間を過ごせました。