愛嬌のある笑顔、広いデコ、肉厚な唇。加えて、今20歳の日韓合同ユニット参加経験者で、挙句名前が「ソ」で始まる三文字!!などと、やたらあの『人間劇場』との共通点満載のSowelu。現時点で既に塀の中の懲りない面々どもの間では話題沸騰の様子なのだが、僕にとっても勿論ほうってはおけない存在なわけで。その熱が高まりの兆しを見せ始めたので、つい最近になって僕も地道なファン活動(公式サイトをアンテナに入れたり、画像を見つけ次第片っ端から右クリック→保存するなど)を開始した次第である。



そんなsoweluクンの1stアルバム「geofu」をレンタルにて拝聴。顔がカワイイ!っていうこと以外、全く予備知識無しで聴いたのだが、一聴して見た感じでは、90年代後半の初期和製R&B的要素を取り入れつつ、それに所謂J-POPのいい部分をぶち込んだという印象。アーランビーっつうの?この自嘲的な言い方が好きじゃないけど、まさにそれ。基本的にそういうのは大好きですけど、個人的にはもう一手欲しい感じだった。まぁ、PVは最高でしたが。



でも何も収穫が無かった訳じゃなく、ここ暫くは「シャボン玉」があったりコンサートがあったりで、完全に音楽スイッチがハロプロソニンモードに入っていたのが、これを聴いたことで自分の中の違うスイッチが入ったことが嬉しい誤算。



んで、早速引っ張り出して聴いてみたのが、Sugar soulの「on」。これがリリースされた99年当時、僕には、朝本浩文がらみの曲だけが気持ちよくて、他の曲はしっかりと聴いてなかった(DJ HASEBEがどうも好きじゃなかった)のであるが、今聴いてみたらこれがもう、大ハマリ。なんだこれ!すげぇ名盤!こういうことがあるから、やっぱ音楽だけはその時の印象だけで良い・悪いの判断をつけたらダメですな、と自戒。そして、何気なく見てみた「on」のブックレットに、つんく♂ワークスでお馴染みのアレンジャー「鈴木俊介」の名前を見つけて、「つ、繋がった!!」と一人ガッツポーズで大絶叫。この妙な嬉しさはなんだ。



Sugar soulについては、気がつけば「GARDEN」以降全く聴かなくなっていた(今思えば、少なからずラブマシーン・ショックが影響してるっぽいな)のだが、どうやらDJ HASEBEアレルギーも無くなったようなので、これからまた後追いで聴いてみようと思う。今は聴きたくて仕方ない。それで、手始めにネットでSugar soulの近況を調べてみたのだが、なんでも放浪の旅に出たとか無期限活動休止中だとか、僕が知らないうちに、かなりとんでもないことになっていた。一体何が・・・!!