ソニンが大人になっていく

久しぶりにソニン公式携帯サイトを覗いてみたところ、凄まじい衝撃が走った。同サイトにてソニンが連載しているコラムコーナー「ソニンの世の中にダマされないぞ!」の最新更新分が、なんと本当に『コラム』だったのである。以前からその内容が「自己反省メイン」というとんだ事態であったことは確かだが、今回は明らかに空気が違っていた。一行目からこれだ。

最近、若い人たちが巻き込まれるニュースが目立つ。


驚愕だった。この書き出しは、どこか井上陽水の「傘が無い」における伝説の歌い出し「♪都会では、自殺する若者が増えている〜」を彷彿とさせる。それはわりかしどうでもいいのだが、これがどう見ても時事ネタであるという点に驚いたのである。なにしろ書いてるのはソニンだ。あのソニンだ。あのソニンだぞ。ついこの間まで「HEY YO!What's up ?っちゅーことでソニンノリノリです。」なんつって、それこそアフロアメリカンばりにキてるテンションでこのコラムを書かれていた、あのソニンちゃんだぞ。まぁ、それはそれでかなり衝撃だったけど、言うまでも無く今回のものとは全く異質のものだ。つまりは、ソニンが大人になっていく過程を垣間見たような気がしたのである。



今までのコラムの内容が「自己反省メイン」という、言わば自分しか見えていなかったソニンが、いよいよ外に目を向けた内容のコラムを書けるようになったのである。これは子供には無い視点だ。子供は他人のことなどは考えない。責任も社会構造も理解しない。それ故、子供なのだ。ソニンが大人になっていく。ソニンのコラムを読んでいて、僕は、そんなどこか寂しい感情を抱いたのだった。



と、同時に、次の一文を読んで、

自転車で帰宅途中にふと思ったこと「今ここで交通事故に遭って命を絶つかもしれない。」


和田ぁぁぁあああ!!!これ以上ソニンを壊すんじゃねぇぇえええ!と思ったのだった。