デビルなカンジ

あーつまんねぇなぁ、人生。何をしててもつまんねぇ。清水圭といい勝負でつまんねぇ。口を開けば「メシ、風呂、寝る、つまんねぇ」しか出てこねぇ。インターネット?論外。後藤真希?最近見てねぇ。99の後藤真希?読んでねぇ。というか、うちの近所じゃ何処にも売ってねぇ。この「99の後藤真希」っていう本のタイトルも気にいらねぇ。一時期流行った謎本(磯野家の謎とか)みたいな軽薄さが嫌だっていうのもあるが、何がダメって「後藤真希」がダメなハズないので、やっぱり「99」がダメなんだろう。



数字に意味なんてものはないが、それでも数字から受ける印象ってのはある。99は、今ひとつ足りてねぇ。99は、末広がらねぇ。99は、なにか終末を連想させる。99は、パッと見、相撲部員の体重っぽい。早い話が、舞の海っぽい。技のデパートっぽい。舞の海は、やたら滑舌が悪い。絶対スポーツキャスターに向いてない。顔が丸い。猫を騙す。頭にシリコンとか、怖い。童顔なのにオールバック。つまり、どれをとっても後藤真希っぽくない。後藤真希に相応しい数字っつったら、そうだ、1か∞だけだ。唯一であり、無限大。あと、本人が気に入ってるっぽいので510でもいい。余裕で510個ぐらい名言吐いてるハズだし、それも30分ぐらいの時間で、立て続けに510個の名言を吐いてるに違いない。



仮に「99の後藤真希」がそうやって量産される数多の名言の中から、厳選に厳選を重ねた『99個の名言』が載っている本だとしたら、これはもう冗談抜きで事件だ。事件で思い出したが、後藤真希のインタビュー記事を書く人は、何故に後藤真希の、あの、文章として成立しているかも疑問な型破りなトークの一言一句をそのまま載せてくれないのか。何故に流暢な日本語に書き換えてしまうのか。それ自体が事件なのだから、全てありのまま報道しろ。それがマスメディアの仕事だろう。後藤真希が何を云わんとしているのか、よりも、どんな言葉を喋り、どんな言い回しで、どんな語録を残したかの方がよっぽど【重要】だと、何故分からないのか。それを分からせるために、試しに「うわさのセクシーガイ」のPVメイキングから、後藤真希によるPV説明を一言一句ありのままに書き起こしておく。



今日はですねぇ・・・最後は凄い踊ったんですけどぉー、なんか、この、多分PVは凄いなんか、セクシーなカンジだったりぃー、なんか、ちょっと、なんか、デビルなカンジで可愛らしいところも多分、あると思うんですね。可愛らしいセクシーみたいな!そういうカンジのところもいっぱいあると思うんで、あと衣装も4着きたりとかして、すごい、てんこもりに、なんか、いいカンジにかっこよくなってると思うんで、スゴイなんか、頑張れた!気がします。ハイ、お疲れ様でした(笑)




こういうのが読みたいんだよ!